空を見上げて。今日も前へ進め♪

一姫(中学生)二太郎(小学高学年)(+夫)と海辺の街で暮らす、接客業に奮闘する母の日記。

この街が好き

海の近くに住むことが長年の夢だった。



長年…とは言っても私は現在40歳そこそこなわけだから、まぁかれこれ15年ほど前からか。



マイホームは海の近く!

その上、リビングのソファに寝転がった状態で海原を見渡せること!

これが私の理想であった。



運命の出会いは6年前。

ポスティングされたマンションのチラシに惹かれモデルルームに行ってみた。



最初の15分でノックアウト

(我ながら何と単純(*´∀`))


夫にその場でメール。

「海の近くのマイホーム見つけたよー♪」

ウン千万もの買い物を妻が独断で決めようとしていることに、職場の夫は驚愕したに違いない。「待って。落ち着いて。俺も見に行くから!」



数日後、モデルルームに行った夫。こちらも単純だったのか、同じくノックアウトされた結果、我が家族は今この街に住んでいる。



我が家からは水平線が見える。

朝日が顔をだす直前の薄紫色につつまれる海と空はたまらなく美しい。

夕暮れ時にオレンジ色に染まる風景も然り。この街では空が近い。

雲が近い。

星が近い。

風が常にそこにある。



越してきた時にはまだ小さかった二人の子供が、上は中学生、下の子が小学高学年になった。

二人共、この街が大好き、と言う。

ありがたい。

ここで私は生きていく。